Work style reform initiatives
働き方改革の取り組み

校務DX・働き方改革の取り組み

【これまでの歩みと未来への展望】校務DXと生成AIの活用で、次世代の学校運営と「生徒と向き合う時間」を創出

本校ではこれまで、教職員の働き方改革および情報共有の効率化に向けて、様々な校務のデジタル化に取り組んでまいりました。これらの施策により、教職員の業務負担を大きく軽減し、日々安心・安全で質の高い教育を提供できる基盤が整いつつあります。

これまでに築いてきた「働き方改革」の土台

  • 「情報のデジタル一元化」の推進:Google カレンダーやスプレッドシート、校内ポータルサイトを活用し、施設予約・時間割変更・欠席連絡・各種資料共有などの「ペーパーレス&リアルタイム化」を実現。
  • 「勤務時間の適正化」と環境整備:自動音声応答の導入、19:00完全退勤、定時退勤日、時差出勤の活用により、だらだらとした長時間労働を抑制し、メリハリのある職場環境を構築。
  • 「部活動の適正運用」と複数顧問体制:県のガイドラインに則った活動時間・休養日の遵守と、複数顧問による安全指導および負担平準化。

これからの挑戦:さらなる校務DXと「生成AI」の本格活用へ

デジタル化による環境整備に留まらず、本校は「次世代の広報・校務支援」のフェーズへと進みます。

  1. 生成AIによる業務アシスト:広報文章の作成、デザインコードの生成、データ分析、授業・教材アイデアの出し手として生成AIを日常的に活用。事務作業にかかる時間を極限まで効率化します。
  2. AIリテラシーを高める教職員の姿:変化の激しいAI時代を生きる生徒たちのお手本となるよう、まずは教職員自らが先進ツールを「使いこなす姿」を日常の学校現場で実践していきます。
  3. 創出された時間と心のゆとりを「生徒への対話」へ:DXやAI化の真の目的は、省力化そのものではありません。テクノロジーによって生まれた「ゆとり」を、生徒一人ひとりへの手厚い対話、授業準備、進路指導といった「教員にしかできない仕事」へと還元してまいります。

伝統を守りつつも、時代に合わせた革新を恐れずに挑戦を続ける。坂東清風高校は、テクノロジーの力と教職員の温かい想いを融合させ、より魅力的で持続可能な教育環境を創造してまいります。

Editor's Note

「AIで生まれた時間を、人の温もりあふれる指導へ。」

校務DXも、生成AIの活用も、すべての目的地は「生徒の笑顔と成長」です。事務作業はスマートに短時間で完了させ、そこで生まれた大切な時間を使って、じっくりと生徒の声に耳を傾ける。これからも「生徒が主役の学校づくり」のために、先端技術を上手に取り入れた働き方改革を推進していきます。

校務DX・働き方改革の取り組み

【校内ポータルの一元化】欠席連絡から各種資料まで。すべての情報を「ここを見ればわかる」環境へ

本校では、学校生活に関わるあらゆる情報共有の「ハブ(中心)」として、Google サイトを活用した「校内ポータルサイト」の運用を推進しています。保護者様との連絡から校内の日常業務に至るまで、情報をポータルサイトへ一元管理することで、確実で効率的な情報共有体制を構築しています。

ポータルサイトを活用した情報集約の具体例

  • 保護者からの欠席・遅刻連絡のデジタル化:
    保護者様がGoogle フォームに入力された欠席等の連絡は、自動的にスプレッドシートへ集約され、教員はポータルサイト上から一目で集計内容を確認できます。朝の多忙な時間帯における電話対応を減らし、迅速で正確な生徒の安全確認につながっています。
  • 校内業務・資料のオールインワン共有:
    ポータルサイトからは、全体配布文書、会議資料、タブレット端末の貸出簿、日々の連絡・確認事項などが一括で閲覧可能です。「どの資料がどこにあるかわからない」という状態を防ぎます。

【情報の一元管理が生み出す3つの効果】

  1. 確認漏れ・伝達ミスの防止:情報が1箇所に集約されているため、連絡の見落としや共有漏れが大幅に減少しました。
  2. 印刷コストと紙資料の削減(ペーパーレス):会議資料や配布物をデジタル化することで、大量印刷の手間と用紙コストをカットしました。
  3. 業務の「検索性」とスピーディーな対応:必要な情報へ瞬時にアクセスできるため、教職員同士の連携や生徒への対応スピードが向上しました。

情報を整理し、全員が同じ最新情報にアクセスできる環境を整えることは、業務の効率化だけでなく、学校全体の安全・安心な運営にも直結しています。

Editor's Note

「『探す時間』をゼロにして、教育の質を高める。」

朝の欠席確認や会議資料の検索など、日常のちょっとした「確認・探索作業」をシームレスにつなぐ。情報が整理されることで生まれる時間と心のゆとりが、生徒への丁寧なアプローチや充実した授業準備へと還元されています。

校務DX・働き方改革の取り組み

【広報DX】生成AIの活用で、魅力的な情報発信と広報業務の圧倒的効率化を両立

本校では、生徒の活気あふれる日常や学校の「今」をタイムリーにお届けするため、ホームページやブログでの情報発信に注力しています。その裏側で、教職員の広報作成にかかる業務負担を大幅に軽減する取り組みとして、生成AIの本格運用を開始しています。

現在、本校Webサイトに掲載されている多くの記事やデザイン(HTML/CSSソースコード)は、担当教職員とGeminiとの共同作業によってスピーディーに構築されています。

生成AI活用が生み出す「働き方改革」の成果

  • 広報作成時間の劇的な短縮:記事の構想・文章の推敲・HTMLデザインのコーディング作業をAIがアシスト。これまで数時間かかっていたWeb作成・更新業務の時間を大幅に削減しました。
  • 質の高いデザインと読みやすさの向上:専門的なプログラミング知識がなくても、視認性の高いレイアウトや見やすいデザインを短時間で作成・維持できるようになりました。
  • 創出された時間を生徒への対話へ:広報作成などの事務作業がスマート化されたことで、教員が「生徒と向き合う時間」や「授業準備」に注力できる環境が生まれています。

生徒たちが生きていくこれからの社会では、AIなどの先端技術を主体的に使いこなす能力(AIリテラシー)が不可欠です。まずは教職員自らが業務現場でDXを実践し、その姿勢を背中で見せながら、より質の高い教育環境と魅力的な情報発信の双方を追求してまいります。

Editor's Note

「AIのスピードと、教員の温かい視点を掛け合わせて。」

この「働き方改革」特設ページ自体も、まさに担当者とAIとの対話から生成された成果物です。業務の省力化は決して「手抜き」ではなく「本質的な教育活動に充てる時間を生み出すためのイノベーション」。これからも最新ツールを上手に応用しながら、坂東清風の魅力を発信していきます!

校務DX・働き方改革の取り組み

【授業変更のリアルタイム共有】スプレッドシート×ポータルサイトで「転記ゼロ」と「即時共有」を実現

本校では、日常的に発生する「時間割・授業変更」の手続きと情報共有の仕組みをオンラインへ移行し、教職員の転記作業の削減および最新情報の即時共有を図っています。

▲ 各教員がオンライン上で直接入力を行う「時間割変更スプレッドシート」
▲ 入力内容がリアルタイムで反映される「坂東清風ポータル」の画面

従来の運用課題と改善のポイント

【これまでの運用】

教員が綴じ込まれた紙の冊子へ変更内容を手書きで記入し、前日に教務の時間割担当がそれを職員室のホワイトボードへ転記。教員はホワイトボードを見て確認するアナログな運用を行っていました。

  • 二重手間の解消と転記ミスの防止:各教員がスプレッドシートに直接入力することで、教務担当によるホワイトボードへの書き写し作業が完全になくなりました。
  • いつでも・どこでも最新情報を確認:入力されたデータはポータルサイト上に即座に反映。職員室以外の場所や校外からでも、手元の端末で最新の時間割変更を確認できます。
  • ペーパーレスとペンの色分けによる視認性向上:交換種別(他日交換・当日交換など)に応じた色分けルールにより、誰が見ても一目で状況が把握できるよう工夫されています。

伝達経路をシンプルかつデジタルに一本化することで、教務担当の集計・書き写し負担が大幅に軽減されただけでなく、校内全体の連絡スピードと正確性が飛躍的に向上しました。

Editor's Note

「『書く・写す・見に行く』のタイムロスをなくす。」

毎日のように発生する時間割変更の手書き業務や転記作業。これをデジタル上でシームレスにつなぐことで、担当者の精神的・時間的負担を大きく減らしました。情報伝達を滑らかにすることが、結果としてスムーズな教育活動の推進につながっています。

校務DX・働き方改革の取り組み

【施設予約のオンライン化】ホワイトボードからGoogle カレンダーへ。場所を選ばないスマートな校内予約システムの構築

本校では、教職員の業務負担軽減と効率的な学校運営を目指し、日常的な校務のデジタル化を進めています。その一環として、これまでアナログで行っていた施設利用(会議室・応接室・相談室等)の予約管理システムを一新いたしました。

▲ Google カレンダー上で一括管理されている会議室・応接室等の予約状況

従来の課題と導入によるメリット

【これまでの運用】

事務室前に設置されたホワイトボードへ手書きで予約者や日時を記入。空き状況の確認や予約を行うたびに事務室まで移動する必要がありました。

  • 自席や移動先からいつでも予約・確認:Google カレンダーと各部屋の運用を統合。自分のパソコンや端末から、場所を問わずリアルタイムで空き状況を把握・予約できるようになりました。
  • 予約の重複や記入漏れを防止:デジタルで一元管理することにより、重複予約(ダブルブッキング)や記入ミスのトラブルを未然に防ぎます。
  • 無駄な移動時間の削減:「予約状況を見に行く」ためだけの移動時間がゼロになり、教職員の思考や作業を中断させない環境が整いました。

一見小さな変更に思える「予約手段のデジタル化」ですが、全教職員が日常的に行うアクションを省力化することで、校内全体の業務スピードが大きく向上しています。小さな効率化の積み重ねが、教員の「時間的・精神的なゆとり」を生み出しています。

Editor's Note

「移動と確認の数分間を、生徒に向き合う時間に。」

ホワイトボードを見に行く往復の時間や、予定の重なりを確認・調整する手間。一つひとつは数分のことですが、積もり積もれば大きな時間となります。デジタルで日常の摩擦をなくし、生まれたゆとりを教育活動へ還元していく取り組みをこれからも進めていきます。

校務DX・働き方改革の取り組み

【自動音声応答の導入】電話対応時間の適正化による、生徒に向き合う時間の創出と教育活動の充実

本校では、教職員の就労環境の適正化とともに、日中の教育活動や生徒一人ひとりへの対応の質を高めるため、お電話による対応時間を定め、時間外の「自動音声アナウンス」を導入・運用しております。

電話自動音声応答の運用概要と導入の意図

【自動音声アナウンス対応時間(お電話がつながらない時間帯)】

17:30 〜 翌朝 8:15

※上記時間帯にお電話いただいた場合、時間外応答のアナウンスが流れます。

  • 朝の打ち合わせや授業準備への集中:以前は早朝(7時過ぎ〜)から受話器を取る必要があり、始業前の教職員間の連絡共有や一日の授業準備が中断されることがありました。朝の欠席・遅刻連絡をWeb(Google フォーム)へ移行したことで、余裕を持って朝のSHRや授業へ臨めるようになっています。
  • 放課後の指導や教材研究の質向上:夕方(17:30以降)の電話対応を制限させていただくことで、放課後の部活動指導や補習、翌日の授業準備、個別相談などに落ち着いて注力できる環境が整いました。
  • 日中のより丁寧な電話対応へ:勤務時間内に限定して対応することで、担当教員が状況をしっかり把握した上で、より正確かつ丁寧な対話・ご回答をお伝えできる体制をつくっています。

なお、夜間や早朝の欠席・遅刻のご連絡につきましては、24時間入力可能な「欠席等連絡Webフォーム」をご活用いただいております。保護者の皆様の温かいご理解とご協力により、教職員が情熱を持って生徒の指導に打ち込める環境が構築されていますこと、心より感謝申し上げます。

Editor's Note

「メリハリのある環境が、生徒に向けるエネルギーを生む。」

早朝から夜遅くまで電話が鳴り響く環境を見直し、時間外の案内アナウンスとWeb連絡システムを導入したことで、教員の心と時間に大きな「ゆとり」が生まれました。このメリハリこそが、日中の授業や生徒一人ひとりに対する温かく質の高い関わりへとつながっています。

校務DX・働き方改革の取り組み

【勤務時間の適正化・柔軟化】「19:00完全退勤」「定時退勤日」および「時差出勤」の活用による、持続可能で質の高い教育活動の実現

本校では、教職員が心身ともに健康な状態で情熱を持って生徒と向き合える環境を整えるため、「19:00完全退勤」の設定や「週1日以上の定時退勤日」の取得に加え、業務に合わせて柔軟に勤務時間を設定できる「時差出勤制度」の活用を推進しております。

取り組みの運用概要と目指す姿

【本校の勤務・退勤ルール】

  • 完全退勤時刻:19:00(校舎の完全施錠)
  • 定時退勤日の設定:週に少なくとも1日(通常勤務の場合は17:00退勤)
  • 時差出勤制度の活用:部活動や放課後の指導・行事等に応じた柔軟な勤務体制
  • 「時差出勤」による放課後対応の適正化:部活動指導や生徒の個別指導などが遅くなる日には、あらかじめ出勤時刻を遅らせるなど勤務時間をシフト。無制限な時間外勤務を防ぎつつ、生徒への必要な指導やサポートをしっかりと行える体制を整えています。
  • 「メリハリ」のあるタイムマネジメント:「19:00までには必ず退勤する」という明確なルールを設定することで、だらだらとした長時間労働を防ぎ、日中の業務時間をより集中して高密度に使う意識が定着しています。
  • 計画的な校務の遂行:教員ごとに曜日や時間帯を調整し、計画的に定時退勤や時差出勤を行うことで、校内業務や保護者様からのご相談にも支障が出ないよう互いにサポートし合っています。
  • 指導の「質」を高める充電期間:リフレッシュの時間や自己研鑽の時間を確保することで、翌日の授業や生徒一人ひとりに対する集中力・洞察力を高く維持することにつながっています。

教育の質は、教員の健康と精神的なゆとりに深く結びついています。学校全体のタイムマネジメントを徹底し、柔軟で効率的な働き方を通じて最大の教育成果を生み出せるよう、今後も学校運営に取り組んでまいります。保護者・地域の皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

Editor's Note

「元気に笑顔で生徒と向き合うために。」

遅くまで学校に残って作業を続けることだけが、熱心さの証明ではありません。時差出勤などで勤務時間を柔軟にコントロールし、時間をしっかりと区切るからこそ、教室で生徒たちに最高のパフォーマンスを発揮できます。「質の高い教育は、教員の健康とゆとりから」。坂東清風高校は、この当たり前で大切な循環をこれからも守っていきます。

校務DX・働き方改革の取り組み

【部活動の適正運用】県の運営方針に則った適切な休養日・活動時間の設定と、複数顧問体制による指導の充実

本校では、生徒たちの健康的で充実した学校生活の確保と、教職員の健全な指導体制の維持を両立させるため、茨城県が策定した「部活動の運営方針」を徹底して遵守し、計画的かつ効率的な部活動運営を行っています。

本校の部活動運用ルールと体制

【休養日および活動時間のアッパー(上限)規定】

  • 週当たりの休養日:原則2日以上(平日1日以上・休日1日以上)
  • 1日の活動時間:平日2時間上限 / 休日4時間上限
  • 生徒の成長と怪我防止を考慮したスケジュール:過度な練習による疲労蓄積やスポーツ障害を防ぐため、計画的に十分な休養日(平日・休日)を確保。学業や家庭生活とのバランスが取れた環境を整えています。
  • 集中力の高い「質の高い練習」:活動時間の上限(平日2時間・休日4時間)を徹底することで、ダラダラとした練習をなくし、限られた時間の中で最大の成果を出す効率的な指導を実践しています。
  • 「複数顧問体制」による負担の平準化と安全性の向上:部活動ごとに複数の顧問を配置。休日の大会引率や日常の練習指導の負担を分担・平準化することで、指導の質を維持しながら、教員の休日確保や手厚い安全管理(複数目での見守り)を実現しています。

生徒が心身ともに健やかにスポーツ・文化活動に親しめるよう、今後もガイドラインに基づいた適切な部活動管理を行い、生徒にとっても教員にとっても持続可能で魅力ある部活動環境づくりを推進してまいります。

Editor's Note

「『質の高い部活』は、適切な休息とチームワークから。」

長時間練習するだけが成果につながるわけではありません。ガイドラインを守りしっかりと休息をとることで、生徒たちの集中力やパフォーマンスは大きく高まります。また、教員側も複数顧問で助け合う体制をつくることで、熱意を持った安全で手厚い指導を継続できます。